火葬場での流れについてご紹介
今回はよくいただく、火葬場までの流れについてご紹介いたします。
出棺から火葬場への移動
葬儀が終わり、出棺が始まります。出棺の際には同行者の確認や挨拶があり、霊柩車に棺が移されます。喪主や親族は霊柩車に同乗し、移動します。火葬場に到着したら火葬許可証を提出し、分骨する場合は分骨証明書も申請します。
納めの式
火葬が始まる前に、炉の前で納めの式が行われます。喪主や遺族が順に焼香・合掌・拝礼を行います。位牌や遺影が飾られ、感謝の気持ちを表す儀式です。火葬場のルールにより、納めの式を行わない場合もありますが、広域越生斎場では行うことが可能です。
火葬
納めの式が終わると、いよいよ火葬が始まります。火葬が終わると、骨壺に収められた遺骨が返されます。
待ち時間
火葬が進行中は、家族や友人はロビーや控室で待機します。待ち時間は40分から1時間半ほどかかります。この時間に、僧侶や参列者との交流や感謝の気持ちを伝える場となります。
骨上げ
火葬が終わった後、骨上げの儀式が行われます。参列者は収骨室に移動し、遺骨を囲んで骨上げが行われます。拾う遺骨の順番や量には地域差があり、職員の指示に従いましょう。骨上げ後、骨壺が閉じられ、埋葬許可証が付属した箱に納められます。
火葬場のマナーについてご紹介
これらの手順やマナーについては、葬儀社や火葬場のスタッフからの指示を確認し、遺族や参列者が心地よく送り出すことができるように心掛けましょう。
火葬許可証の入手方法
火葬を行うためには、事前に火葬許可証を入手する必要があります。この許可証は越生町役場で手続きを行います。通常、故人の本籍地や死亡地だけでなく、届出人(死亡届を提出する者)の住所地にある役場でも手続きが可能です。
手続きは死亡届の提出と同時に行われ、死亡届は通常「死亡診断書(死体検案書)」と一体になっています。提出期限は死亡後7日以内とされています。提出可能なのは親族、同居人、家主、地主、後見人などで、委任状があれば代理人による申請も可能です。葬儀社に代理申請を依頼することも一般的です。海外で亡くなった場合は、現地大使館で手続きを行います。葬儀社によっては手続きを代行してもらえる場合があります。
希望日時に火葬場の予約は可能か
火葬場は1日に扱える件数が制限されており、広域越生斎場でも季節によって混雑が予想されます。そのため、希望の日時に予約することは難しいことがあります。自宅での安置の場合、ドライアイスの利用や葬儀社の遺体保管所の利用が考えられます。
同行者について
火葬場での同行は通常限られています。喪主や遺族の許可が必要であり、全ての希望者が同行できるわけではありません。火葬場は最後の別れの場となるため、遺族の意向を尊重し、無理な要望を避けるよう心掛けましょう。遺族の気持ちを理解し、お互いに配慮を持つことが重要です。
まとめ
今回は、火葬場での流れについてまとめました。もしご不明な点がありましたらみやこ典礼にご相談くださいませ。24時間365日対応可能です。
越生町における火葬場での流れについてご紹介
2024-02-28